第一回 道士和江匪(1-9)
李秀があわてて腰の袋から镜を出して渡した。始めに船头を映した时、天平星という文字を表したあの镜である。    钢先は镜を持つと、神将に近付けた。    镜は直径一尺约三〇センチほどで、钢先が神将を镜面に触れさせると、そのまま镜にx1い込まれていき、消えてしまった。    雷先が、不意に言った。    「钢先、镜の里を见てみろ」    钢先が朔月镜を里返してみると、「天平星」という白い文字が、伞の骨のような配置で浮かび上がっていた。    钢先は、纳得して颔く。    「ああ、天平星の名前が出た。内周が天罡星で、外周は地煞星になるみたいだな。まあともかく、これで収星はできたってわけか」    その时李秀が、船の下に目を向けて言った。    「ねぇ、あの人どうする?生きてるかな?」    船头は、船と苇の岸辺に挟まれたまま、动いていなかった。    「生きてるも何も、船で轹いたのはお前じゃないか」    雷先が李秀を诘る。    李秀は、山吹sEの胡服裾と袖が细い服。唐代に流行したを翻して言った。    「咄嗟のことよ。さ、早く助けよう」    はいはいと答え、雷先が橹で船を後退させた。    钢先は船头のそばに降り、彼の身Tを船の上に抱え上げる。幸い大きな怪我はなく、気を失っているだけだったので、李秀はxを抚で下ろしていた。